Archive for the 'Metz' Category

マスタークラス in Metz

Wednesday, June 25th, 2008

車窓の景色。
初夏に生い茂った草を刈って、束にしてありました。これは、長い冬の間の牛の食料となります。

今学期最後のメッスに行ってきました。マスタークラスを行うとかで、出席の招集がかけられたんです。

何も考えず出かけたら、音楽の生徒とは全く様子の違う人たちが…!
スタイルが抜群に良い、鍛え抜かれた体。この研ぎすまされた人たちが部屋に入ると、圧倒的な存在感がありました。

そう、マスタークラスとはバレエ伴奏講習。メッスのバレエ劇場などで現在活躍しているダンサーが来てくださり、パリの劇場のプロ指導のもとで、私たちのとんでもない伴奏に合わせて踊ってくれる、という冷汗もの企画でした。
ダンサー合流時点で、私は聴講のみに自粛。だって、周りの何人かは初めて弾くと言うものの、それらしいタンゴやフランス民謡を即興でダンスに合わせて弾けたから。うんうん考えて、私が弾けた曲は日本人らしく。。NHKのラジオ体操もどきのメロディーでした。

私も小さい頃数年習っていました。でも、観察しているうちに何か違ってたことに気付きました。
私の知っているバレエのレッスンはCDを使っていましたが、フランスでは必ず生ピアノ。音楽院で見かけるどんな小さな子供のクラスでも、バレエ伴奏者がいます。なんか、本格的です。
そしてバレエのレッスンでは、数を1,2,3…と数えたりするのもフランス語。そっか、バレエってフランスで作られたんだ〜!!とこの日初めて知りました(大恥)。そんな私が”ラジオ体操”で踊ってもらおうなんて…!

機会がなければ知らなかったバレエ伴奏ですが、音楽演奏と共通することが多く、楽器+楽器 踊り+楽器 は基本的には同じなんだな、と思いました。
今回学んだこと:
バレエ伴奏では、ダンサーの動きを見ながら微細なリズムやアクセントをつけていきます。それぞれの体の動きによって、動きやすいテンポやリズムは歴然と違っていて、いかに彼らが踊りやすいよう瞬時にサポートできるかが大きな課題。また、良い踊り手さんになればなるほど、踊りながらピアノを良く聴いておられて合わせて体を動かすため、良い音楽によって良い踊りを引き出せます。また、体の疲労や故障を防ぐためにも重要に思いました。

彼らは、私たちのために500回脚を振り上げ、300回ジャンプし続けてくれました。みなさん心からバレエを大切に思っておられる熱意が伝わってきて、仕事でバレエ伴奏者育成のためとはいえ、頭が下がりました。
今度はバレエの舞台も観に行こうと思います。

車窓から

Wednesday, May 7th, 2008

Metz(メッス)に向かう電車の車窓の景色も、草木の緑が眩しくなりました。

太陽の光が嬉しくて、ずっと外を眺めていると、遠くに何やら黄色っぽいゾーンが。。

まるで黄色いカーペットを敷いたよう!

黄色い絨毯の正体は、一面の菜の花。こういった田園風景ってクラシック音楽がしっくりくる気がします。

メッスに到着。メッスももちろん、快晴です。
ん、人があまりいない? これは、大都会以外ではいつものことなんッス。

5月の花、藤の花はフランスでも今が見頃。藤の花、見えにくいッスね。

メッスの旧市街の建物で使われる石、ジョーモンも太陽の光で一段と黄色味を帯びていました。

話がそれますが、ココはメッスで入ってみたいなあ.. と思っているお店。
非常に個性的で、他の店では見たこともないような品が揃っています。
1度着たら覚えられてしまうでしょうが。。

ここは、創業1705年ロレーヌ地方の伝統的な食器屋さん。絵柄よりむしろ焼きが気に入っています。春の食器もディプレーされていましたが、基本的に絵柄の種類は少ない様子。
 
数時間後、傾いた太陽と一緒に電車でストラスブールに戻りました。

おにぎり

Friday, December 7th, 2007

posted by kumaco
音楽学校の練習室の扉は、こんな感じです。(at Metz)
左:大プレート         右:小プレート
 
左プレートはドア中央に大きく掲げられていて、”Hildegard von Bingen部屋”(誰?)しかし、これでは一体どこの階か判りづらいので、ドアの上の方の隅っこに、”306号室”と併せて付けられています。(ちなみに、右の写真は大きく写しています) 
部屋のドアを開けると、

他にも、“シューマンの部屋”とか“ショパンの部屋”と名付けられた部屋が。
でも、部屋はどこも無機質に同じ。何のために名前を付けているんだろう?
フロアによって部屋のさし色が鮮やかな黄色や、水色だったりするところもフランスっぽいなあ、と思う瞬間です。

持って来るまでにちょっと変形しちゃって恥ずかしいけれど、小腹がすいた時はおにぎりが一番。サンドイッチを買ったり作ったりしてみたけれど、やっぱりおにぎりに戻ります。
おにぎりを食べると、日本はもちろん、世界中のいろんなところでも今日もおにぎりをほおばって頑張っている、見知らぬみなさんに思いを馳せるこの頃です。

Paul Verlaine

Monday, November 12th, 2007

posted by kumaco
今日のブログはちょっと長いです。
“Green (from ‘Ariettes Oubliées’) - Aquarelle” Paul Verlaine
“グリーン(’忘れられたアリエッタ’ より) 水彩画”
Voici des fruits des fleurs des feuilles et des branches
ここに果物、花、葉、枝、
Et puis voici moncœur qui ne bat que pour vous
それからここに、君のことだけを想って脈を打っている僕の心臓がある
Ne le déchirez pas avec vos deux mains blanches
それを君の白い両手でどうか引き裂かないで
Et qu’à vos yeux si beaux l’humble présent soit doux.
そしてあなたの美しい目に、どうかつつましい贈りものでありますように。
J’arrive tout coubert encore derosée
僕は露のなか君のもとにやって来た
Que le vent du matin [...]

小鳩豆楽

Friday, October 12th, 2007

posted by kumaco
ここはMetz音楽院。こじんまりした、居心地の良い建物です。

すぐ横にはバイオリンなど弦楽器の修理をしてくれるお店もあります。

どこの馬の骨とも分からぬ私に、突然授業を受けるチャンスを下さった音楽院の学長さん、どうもありがとうございます。
未だに授業料納めていませんが、来週には必ず払いますっ。
1つだけ、要望がございます。どうか、学校のトイレに便座を付けて下さい。この願い、どうか聞き届けては下さいませんでしょうか?お腹を下しやすい体質なんですが、非常時はどうせよと…?
↓ 話は変わりますが、お土産で鳩サブレで有名な豊島屋さんの小鳩豆楽というきな粉で作った落雁(らくがん)をいただきました。香り豊かで、上品な甘さ。鳩ちゃんたちは、写真を撮る間もなく一瞬で胃袋へと消えていきました。

写真:豊島屋ホームページより引用。www.hato.co.jp
なぜか最近、落雁とかきな粉をむしょうに食べたくなるんですが、視覚的な刺激からなんでしょうか?

きな粉餅、いかがです?

Metz

Thursday, October 4th, 2007

posted by kumaco
病気療養中のレオちゃん、お元気ですか?お姉ちゃんも元気です。

今日は、思い立ってこんなところへ来ました。別に、家出じゃないですよ。

ここは、ストラスブール〜パリのちょうど中間地点で、ストラスブールから電車で1時間半。ここからパリまで通勤する人もいるそうです。

大聖堂。お気づきですか?ストラスブールとの違い。
↓ ストラスブール旧市街     ↓ ストラスブール大聖堂
 
ストラスブールは赤かったんです!
黄色の街、Metz(メッス)。人口約12万4千人、ロレーヌ地方の中心都市。この地域で採掘されるジョーモンという黄色い石を建築物に使用しているため、石の色がそのまま街の色になっています。
1918年の第一次世界大戦の終わりまでの約50年間ドイツ領だったため、ドイツ建築も随所に見られます。例えば下の写真。
SCNF(国鉄)メッス駅。いかつい感じです。レオちゃん像があったのもココ。

突然ですが、趣味と勉強を兼ねて週1回しばらくここへ通うことになりました。これを機会に、このステキな街もご案内していけたらと思います。
ちなみに、メッスでは観光に力を入れたい様子。観光案内所の人は親切で、地図や案内も豊富にあってしかも無料(!)。日本語パンフまであります。
パリにお越しになる際は、日帰りor1泊旅行にメッスはいかがですか?

Osaka-New York-Strasbourg