Archive for April, 2007

音楽院の暮らし I

Sunday, April 29th, 2007

posted by kumaco

音楽院の学生になって、2か月が過ぎました。週1回スケジュールされているレッスンですが、今まで先生に会ったのは2度。1か月授業があったら2週間のバカンスがある.. というフランスのカリキュラムに加えて、”イースターが週末にあるため準備でレッスンどころでは”なかったり。”調子が悪いので休講”だったり、なかなかテンポよく進みません。現在もバカンス中。
来週から再び学校が始まりますが、火曜(May 1)はメーデーで休み、連休ついでに月曜(April 30)も休み。水曜日(May 2)以降しか世間は動き出しません。メーデーが祭日になっている国があったとは。ちなみに、5月8日(火)も第二次世界大戦終戦記念日で、祭日。例えば、火曜に授業のあるクラスだと、バカンスを含めて1か月以上お休み、ということになります。
こんなユルい環境のためか、冷房の効いたキレイな音楽院に練習に出かけても、太陽が輝くこの時期に練習なんてする人はほんのわずか。おしなべて1時間あたり10人程度で、その半数以上が日本人だったりします。

マロニエ

Saturday, April 28th, 2007

posted by kumaco
我が家に半月以上滞在していたロシアちゃん。今までお箸を持ったこともなく、決まった範囲の食べ物しか食べたことのなかった彼女。我が家に滞在する間に、お箸の持ち方を覚え、実際足を運んだこともないくせに作られる怪しい各国料理を食べるという試練を乗り越え、一段とたくましくなった彼女は、今朝元気にアパートへ移っていきました。

家を掃除していたら、ランチを食べにいきませんか?というお誘い。ホワイトアスパラガスのパスタを賞味してきました。アスパラガスはグリルされていて、蒸したものとまた違った絶品の味わい。

ところで、最近街のあちこちの街路樹で派手な白い花がガツンガツン咲き始めました。

これが、マロニエ。和名はセイヨウトチノキ。
マロニエと言えば、やっぱりおフランス。おフランスと言えばマロニエ(?)。
昔々、米米クラブの歌にマロニエがロマンチックに登場していたような…?
それにしても実際の花は、ゴツい感じです。
例年なら、5月下旬に咲くそうです。4月に入って今のところまだ一度も雨が降っておらず、最高気温も連日25度を超える日が続いています。

supermarché(=supermarket) にて

Wednesday, April 25th, 2007

posted by kumaco
今日はこれだけ買って、たったの15セントでした!

というのも、スーパーのポイントが貯まっていたから。フランス語が分からないまま適当に会員になって、みんなのマネをしてレジでカードを見せていたら、どうやら購入金額に応じてポイントが貯まるシステムになっていたみたい。合計金額からポイントを差し引いた分が15セントだったわけです。
よくあるシステムだけど、オマケはいつでも大歓迎。わ〜い!得しちゃった〜

Winterreise by Jonas Kaufmann(bariton) Helmut Deutsch(pf)

Tuesday, April 24th, 2007

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地元のオペラハウスでシーズン最後の歌曲リサイタルを聴きにいきました。実は私が一番楽しみにしていたのは、Winterreise (シューベル作曲”冬の旅”)でも、歌手でもなく、ピアニストのヘルムート=ドイチェ氏。ドイチェ氏はミュンヘン音楽大学教授で、ソプラノ歌手の鮫島有美子さんのご主人。ぜひ聴いてみたかったんです。
写真がないのは、カメラを持っていかなかったから。なぜなら”冬の旅”は全曲(24曲)を休みなしで歌う大作だし、きっと聴衆も真剣でカメラをジ〜ッと起動させたら殺されちゃうかも…と思ったから。舞台には録音マイクがセットされ、気合いの入った印象を受けました。しかし、演奏が始まると。。
3曲目の演奏中、ガチャガチャとドアを開ける音がして、遅れてやって来たお客さんが3人、私たちのいる天井桟敷席に通されました。
5曲目の演奏中、突然赤ちゃんの声が聞こえてました。1階席で両親に連れてこられた2-3歳くらいの男の子がむずかり出したため、親がホールの外へ連れ出しました。
11曲目の演奏中、もう大丈夫と思ったのか、アホ親子が天井桟敷席に戻ってきました。1分もしないうちに子供はむずかり出し、親子はドアをバターン!と閉める音を残して、退場していきました。古いオペラ劇場は防音効果がほとんどなく、音がホールに筒抜け。螺旋階段を下りていく子供のワーンという泣き声の遠ざかっていくのが、歌声と重なりました。
こんな状況で集中を保って歌いきった歌手に、ストラスブールの聴衆は温かい拍手を送りました。いつものように、拍手は長く続き.. アンコールの曲を歌おうとしない様子の二人に、手拍子で催促しはじめました。ドイチェ氏は楽譜を折り畳んで持ち帰り、その意志のないことをやんわり伝えたにも関わらず、手拍子は止みませんでした。
愛想の良い感じの歌手に比べて、ドイチェ氏の固い表情がちょっと気になりました。でも、大丈夫。フランスのこれは今に始まったわけではないし、コンサート前から良くご存知のはず。来年もまた戻ってきて下さいね!!

北へ。

Monday, April 23rd, 2007

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週末の日曜日は絶好のサイクリング日和。今回は欧州議会(EU)を
スタート地点に、ストラスブールの北へ自転車を走らせました。

サイクリングコースは、街を流れる運河沿いに整備されていて、水辺をひたひたと上っていくことができます。

ちょうど船がやって来ました。船は、黄色いのゲートの中まで進むと一旦停止します。ゲートでは、ダムのように水がせき止められていて、ゲートの先とは水位が違っています。

船の後ろのゲートを閉じてから、前のゲートを少し緩めて水を排出します。みるみるうちに、船が下がっていきます。

そして船はのほほんと去っていきました。

青くて広い空とか、草原や畑を吹き渡る風とか、何だかとっても心地よくて、どんどん漕いで行きました。後で調べたら、街から15km北上していたようですが、帰りも気になったので引き返しました。サイクリングでは、小さな子供を連れた家族連れから白髪のご夫婦まで、様々な年齢層の人々がそれぞれのペースで楽しんでいました。

最後はやっぱりビールでしょ!?

藤の花咲く街

Tuesday, April 17th, 2007

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アパート探し中のロシアちゃん。先日見に行った物件は、たまたまゲーテが昔住んでいたという家でした。ゲーテはストラスブール大学を1年で終えたので(1770-1771)短い期間のことです。いつも通っていた道なのに、全然気付かなかったくらいひっそり、その跡が今に伝えられています。
300年も前の家に住んでいるのかと驚きましたが、アパートは戦災で壊れたものを、再建したものなんだそうです。

今回の物件は、大聖堂が真ん前にどど〜んと見える部屋。木で作られた、すごく可愛い雰囲気のお部屋だったそうですが、建物が古くてカビ臭く、アレルギー源のカーペットも敷き詰められていたため諦めました。大聖堂が目の前なのに..と残念そうなロシアちゃん。でも、教会が24時間目の前にそびえ立っているというのは、どうかなあ、ロシアちゃん?窓より大きな大仏さまのお顔がいつも覗いてるようなものだよ?

写真中央にある赤い壁のアパートです。
今、藤の花が満開です。春というより、もう初夏の陽気です。

男の料理*こだわり編

Saturday, April 14th, 2007

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仕事でドイツのハイデルベルクに行ってきたmaroが嬉しそうに買ってきたのがコレ。

これは、アスパラガスのためのピーラー。
これ1つで手早く皮を剥き、尖った先でカットできる優れものである。
とmaroは主張しています。普通のピーラーと何が違うんでしょうか?
ピーラーに挟まってくる、剥き終えた野菜の皮はこれだとかえって取りにくいのでは!? maroは、料理人の友達だって持ってるんだって〜、など言い訳しています。まあ、アスパラガスを食べさせてくれるんだから、私は何も言いません。
ただし、アスパラガス専用の茹で鍋はスペースの関係上、勘弁願いますよ。

春マルシェ

Saturday, April 14th, 2007

posted by kumaco
春になって、マルシェでお気に入りのお花屋さんが戻ってきました。
ここでは主に草花のアレンジしか扱っていません。従って、お店のお花はシーズンもので、お値段も格安。ちょっと季節の移り変わりをアパートで楽しみたいお客さんに大人気なんです。

突然ですが、現在我が家にはロシア人がいます。フランスに来て、アパートを探していますが、非常に重い喘息体質なんです。訪れる物件のほとんどに、彼女のアレルギー源であるカーペットが敷きつめられていて、10分以上その場所にいると咳込むようになります。宿泊施設でも発作が出始めましたが、幸い、うちのアパートではアレルギーが出ないため、家が見つかるまで滞在しています。我が家にやって来て、顔色もだいぶ良くなってきました。

チーズ屋さんにて。迷っている間、買ったお花を撮ってました。

パワフルな春!

Friday, April 13th, 2007

posted by kumaco

なんて言ったらいいんでしょうか。。
”春のフランス”って観光に最適だとか、1年で最も良い素晴らしいシーズンである、などなど人は言い伝えています。
私たちフランスに来て初めての春を迎えて、ただただ圧倒されています。
というのも、ここの春は日本ともニューヨークとも違っていて、すごくエナジェティック!お花が沢山咲いてきて、嬉しいな〜..とか、毎日雲1つない青いお空だなあ〜というステップを遥かに超えて、なんか暑苦しい&押し付けがましいくらい迫ってくるんです。

これをうまく写真でお伝えできないものかと日々努力を重ねました(?)が
ギブアップしました。こんなんでお許し下さい。
フランスに観光においでになるときは、一にも二にも春にお越しやす。

出会いの季節

Tuesday, April 10th, 2007

posted by kumaco
4月から、新しくmaroと一緒にお仕事をする仲間が2人できました。
始めに泊まっていってもらったり、銀行口座を作って新しいアパートを探したり.. 新しい出発を迎える2人のためにちょっぴり忙しいこの頃です。
幸いにも、みなさんストラスブールを気に入ってくれている様子。元気で
明るくて、同僚というよりむしろ部活動の雰囲気のような?
これは1年の予定で来たポスドクの人のお土産の一部。

これは2年の予定で来たポスドクの人のお土産の一部。

ちなみに、2人とも女性です。これぞ”春”が来た!?
 用語解説*post-doctoral (略してポスドク):博士課程修了後の研究者

Osaka-New York-Strasbourg