Archive for May, 2007

Lucia di Lammermoor

Wednesday, May 30th, 2007

posted by kumaco

Verdiのオペラ “ランメモールのルチア”を観てきました。
あっ、オペラ座の写真にmaroが写ってる.. しぇ〜、なんて装いだったんザンしょ (汗) 私たちのファッションセンスやTPOが問われますね。気を取り直して周りを見ると、私たちと同等あるいは。。 それに私たちの座る席はいつも天井桟敷なので、TPOは適っているといえるでしょう。
ちなみにチケット料金は、演目によって多少異なりますが最高で75-63∊
最も安い席で11∊。学生なら、席が余っていた場合5∊で聴けるそう。
今回の公演は、正規にキャスティングされている歌手ではなく、控えの歌手による公演でした。本役が抜き差しならない(?)ことになったら、万全の準備をしていつでも代わりに歌えるよう待機している、大変なお仕事をされている皆さんです。Bas-rhin地方で11回予定されている公演のうち、3回は彼らの舞台。皆さん気合い入りまくり!チャンスを狙う若手のアツいガッツが伝わってきました。
所変われば、音楽も変わることでしょう。でも実は、一番大きく違うと感じたのは、演出でした。今回は、巨大な壁が舞台中心に設置され、中心を軸にゆっくりと回転して場面転換に使われ、シンプルかつ効果的でした。
違うなあと思ったことは、例えば婚礼のシーン、着飾った招待客40~50人を配置(合唱があるので、必須)して、さらに御馳走の載った食卓をセットで使うのか、ここは予算の問題が絡んで来るでしょう。無くてもいいかも、って思うのに、今日は会議テーブルに白いテーブルクロスを掛けてシャンパン2本で乾杯していました。確か、ルチアは城主の娘。政略結婚とはいえ(だからこそ)、豪華な婚礼が執り行われると想像されるんですが、しょぼいっ.. と思ってしまったのは、常連の天井桟敷の価値観なんでしょうか?
また、激高したり(怒り系) 有頂天になったり(浮かれポンチ系) 押さえきれない感情を表すのに、幅1.5m×1.5mのテーブルに飛び乗って歌い踊ったり、ガラスのワイングラスを叩き割ったり、駒の並べられたチェス版を払い落としたりするんだけど、その後現れた群衆3人が駒をきっちり丹念に拾い集めたり、妙にハラハラさせられる、ツッコミどころ満載の舞台でした。

再会 其の2

Friday, May 25th, 2007

posted by kumaco
アンさんは、10年前にmaroの同僚だったドリアンのガールフレンド(現在は奥さん)で、明るくてとてもチャーミングな女性。ある日、アンさんは交通事故にあってしまいました。事故直後は打撲と骨折のように見えたのですが、内蔵出血が血栓となって脳に詰まり、突如意識不明に。幸い、高度の医療技術を持つ救命救急センターがすぐ近くにあって、そこに運び込まれたので一命を取り留めることができました。maroは2か月間、医師と家族の意思の疎通を通訳するため病院に通いました。
低体温治療で眠らされているアンさんが、4週間後にちゃんと目覚めることができるのか、何箇所もあった複雑骨折に加えて脳へのダメージなど、周りの人たちは祈るような気持ちで毎日を過ごしていました。アンさんは、少し体に不自由が残るけれど、今ではすっかり元気になり、なんともうすぐ3人目の赤ちゃんのママになります。
今回ご両親はたまたま旅行でぶらりと近くに来られました。8年ぶりの再会の待ち合わせの約束は大聖堂の前。正直言って顔の記憶はおぼろげになっていて…でも、分かるかな?という不安は一瞬で消えました。ひと目で、ああこの人たちだ、とがっしり確かなものが伝わってきました。驚くべきことに全然変わっておられなくって、とってもステキなムッシュー&マダムでした。私たちはどうだったでしょうか? ”ありゃりゃ、なんかえらく老けたわね〜…”って思われてたりして(笑)
その日は街を案内たり、楽しい時間を過ごしました。ご両親はフランスのブルターニュ地方に住んでおられます(って、どこ?)。この前会ったのは大阪だったのに、今回はフランスのとある田舎街。世界って近いなあ、と実感しました。

写真にモザイクを入れる技術を持っていないので、ちっちゃな写真にして載せてみました。まっ、身内新聞のようなブログですしね。

再会 其の1

Thursday, May 24th, 2007

posted by kumaco
夕方、珍しく電話が鳴りました。
うちの電話は、インターネット&TV&電話がセットになった格安ケーブルAlice社に加入しています。インターネット速度を比較して決めたんですが、このドイツの会社、電話がよく不通になるんです。引っ越してきた頃、電話帳に番号がうっかり載ってしまったため、販売やいたずら電話が掛かってきました。しばらくして、電話があまり掛かってこなくなり、”こりゃ、いいわい”と思っていると、いつの間にか電話が繋がらなくなっていました。全っっ然っ、電話の意味なしーーー!!
解約とか交渉とか、面倒なので放ったらかしたまま。電話をかけたければ、ケーブルをリセットすればしばらくまともに動くから、とりあえず用は済ませられます。なので我が家で電話が鳴るというのは珍しい現象なんです。
電話は男性で、当方が誰なのか分かっている様子。男性:”ぺ〜ラペラ、ペラペ〜ラ、!~@#$%^&*()_+QwERtyUiOP{LkJ!!!!????”(フランス語) 私、こんなにフランス語を話す知り合いなんていたっけ!?? 誰も思い当たらないので、私の最高に流暢かつ唯一のフランス語で丁寧に応じました。”じゅすい とれ でぞれ。じゅね ぱふれ ぱ ふらんせ ぶっく〜。”(すんません、私フランス語ほとんど喋れませんのんですけど?)
電話の向こうの男性には、近くに誰か英語を話せる人がいたらしく、女性に代わりました。”アナタト オショクジヲ ゴイッショシタイノ デスガ。” ”あの〜、私は一体どちら様とお話ししているのでしょうか?”
”オ〜、ワタシタチハ アンノ リョウシンデス。” ”ええ〜〜〜っ!?” 
(つづく)

コンタクトレンズ

Wednesday, May 23rd, 2007

posted by kumaco
今回は、ちょっとコワい写真を掲載していますので、お食事中や体の具合の悪い方はお控えなすった方がよろしいかもしれません。
すっごく悪くないけれど、眼鏡なしでは不都合な視力で、しばらく眼鏡で暮らしていました。日本は今、眼鏡でオシャレが流行っているそうですね? 残念ながらここではステキな眼鏡の女性を見かけるのはまだ少ないです。
みんな、勝負はやっぱ熱いナマ視線でキメたいとか!?
眼鏡をかけて汗ばむと、鼻からずり落ちる。それは私の鼻のせいですがコンタクトを買うことにしました。眼鏡&コンタクト販売店で買えますが、まずは眼科医の処方箋が必要でレンズの直径サイズやメーカーを指定しなければなりません。
近所の薬局やお店でおススメと言われた眼科へ行ったのですが、ドクターは年配の女性眼科医で、診察もいたって普通。視力や眼圧を測って、何種類かのコンタクトをはめて、眼の水分とコンタクトのバランスがとれているか、などなど。何種類かの視力測定機械では、ご存知のように額とあごを置いて測りますが、日&米みたいに消毒ガーゼでいちいち拭かないため、前に測った人の顔の脂がびたっ、と顔に付くんです。。考えてみれば、ここはビズの国。挨拶で頬を寄せて、キスをするんですもの、ビズと思えば気にならないんだろうな〜。。
ドクターはあまり英語が話せなくて、夕方もう一度来れるか?と尋ねました。私も、おススメの医師ということで気が抜けていて、いろいろ診てもらえるなら良い、と思いました。指示の目薬を薬局で買って、診察予約時間の1時間前と45分前の2回、さして来るよう言われました。その後運転をしないように、と。使い切りの小さな目薬で、ちょっとずつしか出てこないから変だなあ、と思ったけれど、たっぷり3滴ずつさしました。
もうちょっと用心深くするべきでした。これは瞳孔を広げる薬で、普通は白内障、緑内障など検査で行われます。でも、私は何の異常も訴えていないし、年齢的にも不要な検査。目薬で瞳孔を拡大して、眼球の血管の様子を見たんですが、ドクターはチラっ、とコンピューター画面を見て、”はい、異常なし。”さすがのおめでたい私も”えっ???ほとんど見てないじゃん..”と思うくらいのあっけなさでした。
それから、瞳孔は写真のように開いたままになったまま(怯)。目薬の点眼量については指示を受けなかったため、さしすぎたようです。近いもの、例えば文字や楽譜は一切読めなくなりました。晩ご飯のレタスの葉をちぎっていても、どこが傷んでいるのか、どれくらい塩を振ってしまったのか分かりません。瞳孔が開いたままで光の加減が調節できないため、太陽の出ている日中はサングラスをかけても出るのが億劫なくらい。お友達のママの眼の具合が悪くて、眼が見えにくいのはとても辛いのよ、と悲しそうに仰っていたのが思い出されました。体の調子まで、なんかおかしくなってしまって、眼って本当に大切だな、と思い知らされました。
医師が収入を増やすために不必要な検査を行って、それで何日も患者が具合が悪くなるのは、ばかげたことです。でも、患者の側も常に油断せず対処していくべきなのでしょう。私の不注意でした。
48時間経過、ずいぶん元に戻りました。みなさんも、どうぞお気をつけて。

両目で見るとかなりコワいです。
こんな眼になってしまったら(ないわ!て突っ込みが聞こえてきそうですけど)
1. 何度も眼を洗浄して、薬を洗い流す
2. 水分をできる限りたっぷり摂取し、体から薬の成分を排出するようにする

ガーデニング

Tuesday, May 22nd, 2007

posted by kumaco

新緑の季節になりました。緑が美しい…ということは、庭木が凄まじい勢いで成長する季節であります。春に花が咲きおわった樹木は、今が伸びすぎた枝のトリミングの時期。アパート暮らしの私たちに、そんな悩みがあるはずないんですが、広い庭に様々な樹木が茂るmaroボスには、悩ましい限り。
お手伝いを頼まれて1日で終えることができず、2度目の週末も行くことになった瞬間、”レッツ エンジョイ ガーデニング セット”をやけくそで購入!
myハサミがあれば、1つしかないハサミを巡る争いに終止符が打たれるし
myグラブがあれば、伸び放題の枝をワシワシ押さえて、ガンガン切れます。
花や球根を植えるにも手っ取り早いですしね。
myエプロンのおかげで、必要な道具を安全に、手元に置けるため、作業の効率が格段に上がりました。気温30度の下でついつい作業に熱中したため、軽い熱中症にかかってしまいました。
それに、効率ばかり考えてしまった私は、西洋人のロジックを考慮に入れるのを忘れていました。ボス氏は、コレを見て私たちがガーデニングが大好きと思ってしまったようです(思いたい、のかも)。
軽〜いジョークのつもりだったんだけどなー。

滞在許可証 (Carte de séjour)

Monday, May 21st, 2007

posted by kumaco
本日、やっと滞在許可証を手に入れました。

去年の終わり頃、滞在許可証のための法律が改正されました。1月の末に申請して5月終わりにゲットというのは、この国にしてはスムーズに進んだ方といえるかも。なぜなら、ここは地方で取扱件数が比較的少ないため。聞いた話だと、パリで許可証を申請してそのまま1年後の帰国の日までとうとう書類は来なかった人もいるそうです。
フランスに住む場合(2007年現在)、まずビザ(査証)の取得が必要。(同伴家族の場合手続きが非〜常〜〜にややこしく、専門の会社に代理申請することを日本領事館に勧められました) フランス入国時ビザにスタンプを押してもらい、滞在許可証の申請を始めます。書類が受理されると、ブルーのペラペラした受領証が送られてきて(Récépissé de demande de carte de séjour) これが滞在許可証が届くまでの身分証明書代わりになります。
許可証はなかなか送られてこないため、多くの人は受領証の短い有効期限が切れてしまっています。私のように、フランス語を話さないブラブラした外国人を見かけたら、このブルーの、ペラペラの期限切れの紙を携帯している可能性大です。今日までの私がそう。期限が4月末までだったので、書類上違法滞在でした。
この許可証はなっかなか送られてこないのは公然の事実なので、例えば警察官に身分証を求められても期限切れ受領証の提示で問題なくOK。それにしても、この許可証はアメリカのソーシャルセキュリティーナンバーくらい大事なもので、これでやっと健康保険証や運転免許証が申請できます。今まで…持ってなかったんですよ。
写真をご覧のように、カート=デ=セジュールの有効期限は9月中旬。3か月後にはまた更新手続きが待ってます。

François

Wednesday, May 16th, 2007

posted by kumaco
むかしむかし、高校生になって間もなかった頃。“好きなピアニストは?”と先生に聞かれて、みんなホロヴィッツとか、ルービンシュタイン、ポリーニ、クラウディオ=アラウ、ツィマーマン、グレン=グールドなどお馴染みの名前が挙がりました。(そう、kumacoは高校も音楽コースだったのでした)
そこへリカちゃんが、”フランソワ。”とボソッとひと言。先生は”ほほう”と目を細めました。
Samson François (サンソン=フランソワ 1924-1970)フランスを代表するピアニストの1人。得意なレパートリーはラベル、ショパン、ドビュッシー。コンサートでは、調子が悪いととんでもなかったそうですが、ノッているときは、神懸かりの演奏だったと言われています。
CD録音では、たった1度でほぼ完璧に近い演奏をしたため、ほとんど手直しが必要なかったそうです。なので、フランソワの録音はまるでライブ感覚で楽しめます。

フランソワの演奏は非常に美しいけれど、独特の音楽スタイルのため、同じ曲を勉強するとき教科書にはならないとされていて、それが共通した認識だろう、と思ってきました。
ところが、音楽院の図書室のショパンのCDは、フランソワしか見当たらないんです。図書室は非常に規模が小さく、録音があるだけでもありがたく思え、てことなんでしょか?フランソワの録音を探していたので、私にとってはありがたいことなんですが…
フランソワは生涯3回来日し、その度にどんどん酔漢の容貌へ変わっていったそうです。飲酒運転の事故で亡くなったと思っていましたが、正確には心臓発作で亡くなったそうです。フランソワの演奏を聴くと、ラベルの演奏は言葉は不要。聴き飽きたと思っていたショパンは、エキサイティングで活き活きしていて楽しいんです。
(調べたら、日本でも10枚組4,000円で手に入るみたいです。安っ!)
5月18日は、フランソワが生きていたら83歳のお誕生日。リカちゃん、フランソワ聴いてますか?
参考資料:ウィキペディア 
http://ja.wikipedia.org/wiki/サンソン・フランソワ

3ッ星***

Monday, May 14th, 2007

posted by kumaco

友人夫妻は、パリに旅立つ前に私たちを3ッ星レストランに連れて行ってくれました。まあ、な〜んて、ふぅ〜(ちょっと休憩)贅沢な。。
写真上:アルザス=ヴォージュ山脈にて飼育された豚。下:ラムのステーキ。

レストランは、ストラスブールのセントラルパークこと(?)オランジェリーパークの中にぽつんとあります。緑に包まれていて、聞こえるのは鳥の声のみ。コウノトリの繁殖期らしく、ユッサユッサ飛んでいるのを何羽も見かけました。

素材にはかなり自信があるようで、それぞれの食材自体に深い味わいがありました。お肉もさることながら、野菜の美味しさは格別。チーズもひときわ美味しいし、ワインも素敵なセレクション(お手頃価格でも、手を引っ込める価格でも)でした。
後でmaroが地元民に聞いてきたところによると、この3ッ星は今の料理長の父親の代から続いているそうです。現在、息子さんが継いでいますが、”星にとらわれることによって、不必要に高級な食材を使ったりして、値段が高くなってしまう。少しでも多くの人に料理を楽しんでほしいので、星など要りません”と星の放棄を自ら行って、ミシュランに掲載を取り下げるよう申請したそうです。しかし、ミシュランは”赤い3ッ星”という栄誉を捧げて今も掲載し続けています。
Buerehiesel (ビュールイーゼル) www.buerehiesel.fr

それにしても。滞在していた友人が帰ってしまって、さびし〜い気持ちです。お出かけで置いていかれたワンちゃんの気持ちのような..?

黄金週間

Friday, May 11th, 2007

posted by kumaco

友人夫妻が訪ねてきてくれました。彼らに会うのは1年ぶり。

大聖堂の上の方まで昇ってみました。

上から見下ろすと、いつもの見慣れた風景はがらりと変わって見えます。

ワイナリーに出かけて、ブドウの生育状況をチェックしたり、ワーワー試飲したり。
ちなみに、暑かった4月の影響で収穫は今のところ1か月ほど前倒し(8月末)になると予想されています。

ここは、ドイツのハイデルベルク。ビールが激ウマでした。
笑いの絶えない楽しい休暇で、話が弾んでついつい食べ過ぎ&飲み過ぎに。
この次も、みんな健康で笑顔で会えますように。

ある日の風景:5月

Thursday, May 3rd, 2007

posted by kumaco
アパート近くの公園に行くと、噴水に水が張られていました。

その周りをグルグル歩く男が一人。

仕事の書類で、ぐるぐるする考えをまとめなければならないんですって。

maroさん、今日は奥さんの誕生日ですよ〜
maro “う〜ん、う〜ん。。ぐるぐるぐるぐる..”
街では、自転車の数が断然、増えました。ところで、ご紹介しましょう。

これが、カップル乗り。自転車のハンドルに恋人を乗せて走るのが
愛の証。何が起こっても恨みっこなしです。

カップル乗りは、週末に多く見られます。残念ながら、男同士のカップル
乗りはまだ見たことがありません。

Osaka-New York-Strasbourg