Fête de la musique -2
Friday, June 22nd, 2007posted by kumaco
音楽院を出ると、街は音楽であふれていました。
6月21日はFête de la musiqueという音楽の祭典の日なんです。
今日は、アマチュアもプロもみんなで音楽を楽しもうという日で、誰もが街角で演奏することができます(もちろん、これを読むあなたも!)。どんな大音量で音楽を演奏しても一切お咎めなしです。
街のあちこちに仮設ステージが設けられ、ロックバンドが大音量で演奏中
路地では少女が可愛いタップダンスを披露していたり。
普段、街は静かでそんなに人がいないように見えるのに、今日だけはもの凄い人混み。これって、結構大きなお祭りだったのね… こんなビジネスチャンス逃すわけにはいきません。いろんな出店が出て、みんな外でビールやワインを飲みながら音楽を聴いていました。
右のおじさんの屋台には、長い列。ここはアルザス名物薄焼きピザを売る
タルトフランベ屋さん。
人通りの多い路地では、バンドが機材を持ち込んで演奏していました。でも、よく見ると”音楽”とはほとんどがバンド。高価なアンプやスピーカーを持っているグループは石畳に反響して音量が増幅されて、耳に辛いものがありました。
そんな某グループから20m離れたところにレストランがあって、店のおじさんたちが陽気にアルザス民謡らしき音楽を演奏しているのに出会いました。バンド演奏の場合、聴き手は受け身でじっと聴いていたけれど、ここの音楽では老若男女ペアになって陽気にぐるぐる踊ってたんです。おじさんたちのスピーカーは、バンドの轟音にかき消されそうだったけれど、音楽がかすかでも聴こえてくる間は踊る人、踊らない人も耳を傾けていました。聴きながら、イソップ童話の”北風と太陽”の話を思いました。
このイベントは1982年フランスに始まり、現在多くの国に広がっています。2007年はNYでも行われたそうです。