Archive for February, 2008

Salon des vins des vignerons indépendants 2008

Sunday, February 17th, 2008

週末、ワイン農家直営販売博覧会(?)なるイベントを訪れました。

このイベントは大変重要な催しらしく、それこそ老若男女、ワインオタク〜飲めたら良い!派までみんながずっと前から楽しみに訪れるようです。
↓ 土曜朝10時15分。ちなみに、開場は朝10時。

イベント期間は金曜夕方〜月曜午前ですが、激烈に混雑するため土曜朝一番に訪れるようアドバイスを受けたため、朝から仕方なく(?)ワインを試飲してます。
入場料6€を払うと、小振りなワイングラスを渡されます。マイグラスと一緒に、いろんなブースに出向いてこれぞと思うワインを注いでもらいます。(ちなみに、招待券がばらかまかれていて無料といっても差し支えないと思われますが..)
それにしても、大きななイベントでした。通路がA~Eに分かれ、それぞれ100ブースほどあるので、フランス国内のおよそ500前後のワイナリーが集結していた模様。
こうなると、どこを訪ねてみるかなんてヤケクソ、いえ当てずっぽう。
ラベルのデザインまた名前の響きでランダムに訪ねました。
でも、周りの人もそう変わらない様子。人が多く群がっていると美味しそうに見えるし、たまたま誰もいないところに声をかけるのはちょっぴり勇気が要ります。
前もって買う店を決めている人は、1-2箇所のワイナリーでケース買いして、チャッチャと帰る人も。
ワイン以外に、ワインセラーなど機材のデモ販売、おつまみやオイスターバー、キノコの特産品販売まで便乗して行われていました。
 
↓ 土曜昼12時。

ドイツ人も多く、あちこちでドイツ語が聞かれました。
一緒にいたドイツ人によると、駐車場の周りの車はほとんどがドイツナンバー、しかも200-300km離れた街の名前がズラズラあったそう。教えてくれたんですが、知らない街で記憶に残らず… でもその中に “ボン” というのがありました。ベートーベンの生まれ故郷です。
今回のお買い物。

少なくとも6カ所、味見しに行ったてことですね!
15éme Salon des vins des vignerons indépendants 2008
www.vigneron-independant.com

St. Valentine’s day

Thursday, February 14th, 2008

久しぶりに、バレンタインデーにチョコレートをプレゼントしました!

Bblog* keyさんの写真を見て、チョコレート気分になったのもあったりして。
それで、Metzでいつも気になっていたお店を訪ねてみました。
時間がなくて、箱詰めになったものを選びました(許せ、maroよ)。

中身は、ガナッシュがふんだんに入った生チョコでした。

珍味ワイン

Sunday, February 10th, 2008

”せっかくフランスに住んでいるんだから、1度体験するといいよ。”
maroの同僚ジュリアンが、とあるワイナリーを家族で訪れる折に、声をかけてくれたのでお使いをお願いしました。

このワインは、スイスのバーゼルにほど近いアルザス地方南部で作られ、ワイン農家はたった4軒とのこと。
ジュリアンの家族はボルドーに住んでいて、バーガンディー産ワインをコレクションするワインのオタク、いえワイン通。
ヨーロッパでワインを”コレクション”するリッチ層の保存ワインは、1本あたり1,000€くらいの金額を耳にします。が、そんなに予算をかけなくたって、楽しむ方法があります。
それは、見込みのありそうなワインを安価な値段で買い付けて熟成を待って、10年後美味しい価値の高いワインになっている可能性に懸けてみる、という買い方(こちらはケース単位)。売っても良し、自分で飲んでも良し。でしょうが、愛着もひとしおになって高かろうが安いままだろうが自分で飲んでしまいそうな気もします。
今回のワインに話を戻すと、L’Étoile村のJuraという地方で作られるワインは通常のワイン作りとは異なっています。ブドウの収穫を極端にギリギリまで遅らせて、糖度の最も高い冬の前に収穫します。そしてこの地方の伝統的な作り方で最低7年以上熟成させます。このワインは独特の風味があり、飲むときは前もって栓を抜いて4時間以上放置して、空気と触れさせなくてはなりません。そしてこのワイン、やはり同じ地方で作られるチーズであるコンテ(=Comte)と一緒にいただきます。
(参考:前回ブログで紹介したチーズと似てますが、こちらはボーフォール(=Beaufort)。ボーフォールの産地はアルプス南部、コンテは北部。ボーフォールの方が単価が高い)
ワインの栓を抜いた時にちょぴっと味見したら ”!!ӁӦҦӨѮѰѶѦҊ!!!!”
筆舌に尽くし難い、奇妙奇天烈な味!400時間経とうが劇的に変化するとは思えなかったですが。。
6時間後。
微妙にまろやかになったものの、大きな変化はなし。がっかりしながらも言われたコンテと一緒に口に含んでみると、ワイン単独での味わいから、まるで化学変化のように突然別の風味が出現したんです。
想像もつかなかった変化に、こんな組み合わせを考えてワインをデザインしてしまうなんて、フランスの食文化はすごいなあ、と驚嘆しました。
また、このワインはフランス料理のソース作りで欠かせないそう。このワインを飲んだことがなくても、フランス料理を食べれば味がサブリミナル効果のごとく擦り込まれているかも。だから、未知との遭遇って感じではなかったのね。
味の好みが共通しているジュリアンに “安めのランクで十分だけど、ワインのコンセプトの分かるものを” と選んでもらった1999年ワインのお値段は、ワイナリー価格21€。100€を飲んでみたら、また別世界が開かれたかも。

シンプル生活

Saturday, February 9th, 2008

ドドーン!

ダダ〜ン!!

この美味なるチーズは、近所の卸売り場で購入しました。
写真でご紹介するまでもない寂びれた街はずれ(@家の近所)にヒミツの卸売り市場があります。仕入れの小売店しか購入できない店が多いですが、幾店舗か一般に販売してくれるんです。

チーズ店を訪れてると ”あれ〜っ、コンニチワっ!”と声をかけてくれる人が。見ると、ストラスブールで一番美味しいチーズ屋さん ‘La cloche de fromage’ (ブログ 8.22.2007)で顔なじみのおじちゃん!チーズを買いに行くと日本語を訊かれるので、maroがやりとりしていました。ここはその卸売り店で、おじちゃんは午後に小売店に出向いている様子。
ちなみに、おっちゃんは写真左。この人は、1度見たら日本人なら誰もが忘れられないでしょう。
なぜならおっちゃんは、非常に特徴ある、恐らく毎日の手入れにかなり時間をかけていると思われる見事な口髭をたくわえているからなんです。
それは、昔々NHKで放送されていたイギリスのTVドラマ ”名探偵ポワロ”みたいな口髭。

撮影許可も得たし、チーズだけじゃなくおっちゃんのアップを撮りたかったけど。。
気を取り直して、気楽にシャッターを押すことができる被写体へ。

チーズが置かれた部屋は、清潔な10度に保たれた部屋に保存されます。

棚を覗くと。。
 
 
小売店での購入より多く購入しなければいけないですが、新鮮でとても美味しいチーズが手に入ります。
隣のお店では、コレ塊でどう?と勧められたラムの脚を購入。オーブンで焼くと香ばしい香りがぷ〜んと漂い始めて、待つこと1時間半。こんな感じになりました。ローストビーフのようにスライスして食べたり、タイカレー(レッド)の具にしてみたり、パスタの具として赤ワインで煮てソースにしてみたり。かなり美味しかったです。

時間のかかるお料理はなし。限りなくシンプルな食生活のこの頃です。

Quatuor Alban Berg

Saturday, February 2nd, 2008

posted by kumaco
久しぶりにコンサートに行きました。今夜の演目は。。

弦楽四重奏!

この方たちは、アルバン=ベルク弦楽四重奏団。
学校の先生が強く勧めたこともあり、足を運んでみました。
休憩中はヒマだったので、のん気に写真など撮っていました。
今回は、音楽学校の生徒&先生の姿が多し。ふと視線を感じて見ると、こちらを向いて日本人風に頭を下げる人が… 見たら、なんとピアノの師匠!!
私のヒミツを見られてしまいました… (誰も気にしてないって?)
演目は;
Haydn (Introduzione Maestoso ed Adagio des Sept demières paroles du Christ sur la Croix op.51)
Alban Berg (Suite lyrique)
Schubert (Quatuor à cordes no.15 en Sol majeur D887)
そして、私はどれも聴いたことがありません。弦楽四重奏の大ファンというほどでない私は、同じ曲を再び聴く機会があっても、ひょっとしたら思い出せない可能性大です。(恥)
ただ、それでもいいかな、と思えるようになったのはアスペン音楽祭での経験が大きかったように思います。ルームメートだったYukoさんは自分が弾く楽器、すなわちピアノが入ってなくても弦楽四重奏が大好き。その楽しさを話してくれました。
また、アメリカのピアノの師匠は、音楽祭の開催期間中に毎日4-5つ開催されるコンサートに1つでも多く聴きに行くよう言いました。
お世話になったNobukoさんは、弦楽四重奏を多く聴くように、とアドバイスとともに送り出してくれました。
ちなみに、四重奏団は度々来日しているようです。
(Wikipedia: http://ja.wikipedia.org/wiki/アルバン・ベルク弦楽四重奏団)
こんなきっかけで遅ればせながら、少しずつ聴くようになったジャンルです。しかし、奥が深いです。今のところは、穴を覗いたら深そうだった..という感じ。難しく考えなくても、仕事や日常から解放されて聴くのもいいな、と思った週末でした。
追記:演奏ポジションはアルファベットのUを逆さまにした形を取っている。(多くの場合、聴衆に音が聴こえるようブーメランのように少し開いた形を取ることが多い) 彼らの特徴は、それぞれの弦の奏でるビブラート(ゆらぎ)が見事にシンクロしていて、音楽の方向性が同じこと。分身の術を使ったかのような見事な一致ぶりでした。

Osaka-New York-Strasbourg