Archive for April, 2008

Lyonの休日-4

Sunday, April 27th, 2008

最終日はリヨン美術館をぶらぶらしました。

この日は、雨が降ったり止んだりのあいにくのお天気。でも、雨にもめげず傘をさして中庭のベンチでくつろぐ熟年カップルとか、まったりしたユルさがいい雰囲気でした。
展示作品は有名な芸術家の作品〜美術に疎い私たちの知らない方の作品までいろいろあります。
 
Frédéric-Auguste Bartholdi氏のミニサイズ”自由の女神像”もありました。

↓ お気に入り作品

↓ 全体像。彼女のナチュラルで活き活きした感じ、いいな。

行きの電車で見た車窓の景色は、いきなり訪れた春に草花がほころびかけていたのが、帰りにはパワフルな一面のお花畑になっていて、たった2-3日のことなのに自然ってすごいな、と思いました。

月曜から、またいつもの日々が始まります。

Lyonの休日-3 〜レストラン編〜

Sunday, April 27th, 2008

これは、リヨンのお菓子Bugnes。揚げて粉砂糖をまぶしたもので、リヨン版ドーナッツと言えるかも。

リヨンは食い倒れ、いや美食の街で一流レストランも多いそうです。
今回はBouchon(ブション)にスポットを当ててみました。
リヨン観光局HPによると ”ブションとは、ワインのお供にソーセージなど豚肉食品のサンドイッチを提供していた昔の民宿のこと。民宿の入り口に必ずブーション=ドゥ=パイ(ねじったわらの束)が飾ってあったことから名づけられました。今日では民宿の意味はなくなり、にぎやかでアットホームな雰囲気の漂う伝統的なレストランのことを意味します。” つまり、大衆食堂。
一皿ずつ注文することもできますが、お得なセットメニューがメニューの半分以上を占めていて、レストラン側はこちらをおススメしたい様子。まず、観光案内所のお姉さんおススメのブションに行ってみました。
左:選択肢にエスカルゴがあったので、初トライ!
右:リヨネーズ(リヨン風)サラダ
 
サラダは角切りベーコンをパンと一緒に炒めたものが入っていて、上の白いのは半熟卵(温泉卵)。美味しくて、ぜひ自分でも作ってみたいサラダでした。ドレッシングはマヨネーズ系。
左:魚貝類のすり身(ツクネ)&ゴートチーズ包み(リヨン料理)
右:牛肉の赤ワイン蒸し クスクスを蒸す器で調理されて出てきました。
 
ハウスワインやデザートまで付いていましたが、食べきれませんでした。
伝統的なリヨン料理のメニューが食べられて良かったです。
Chez Brunet
23 rue Claudia 69002 Lyon
tel: 04 78 37 44 31
www.achatlyon.com/brunet
こちらも初トライの品。何かお分かりですか?

コレはカエルのフリカッセ(煮込み)。おつまみ程度に立ち寄ったブションだったですが、白ワイン&お料理非常に美味しかったです。
Le Merciere
56 Rue Merciere
tel: 04 78 37 67 35
www.le-merciere.com
最後は、1965年から三ッ星レストランというボール=ボキュイーズ氏の経営するブラッセリー(カフェレストラン) “Le Nord” を訪れました。Nordとは北のこと。2008年4月現在、Le Sud, L’Est, L’Ouest, L’Argensonと同ランクのレストランが他に4軒あります。

内装はブションに比べてシックな感じ、しかもお値段はブションより安かったです。今回は単品でオーダーしてみました。
これは前菜のスターターリヨネーゼ風。

リヨネーゼとは、マヨネーズってことなのかな???
メインディッシュ。やはり魚貝類は日本でいただくのが良いかも。。
 
価格というのは相応に付けられているものなのだ、と思いました。
いつの日か、次にリヨンを訪れるときは三ッ星に足を運びたいと思います。
Le Nord
18 rue Neuve 69002 Lyon
tel: 04 72 10 69 69
www.bocuse.fr

Lyonの休日-2 〜マルシェ編〜

Thursday, April 24th, 2008

土曜の朝、川沿いでマルシェが行われていました。土曜は多くの人がお休みのため、週末〜週明けの食材の買い出しや、ごちそう料理のとっておきの材料を求めて特に賑わいます。リヨンは美味しそうな食べ物がいっぱい!!
 

↓ ゴート(ヤギ)チーズ専門店。同じように見えても半生タイプと完全生タイプに分かれていたり、実に様々な種類がありました。
グレーのトレー奥から2つ目を食べてみました。軽やかな豆腐(?)とでもいうような爽やかさに加えて、ほんのわずかな酸味が。猛烈に美味しかったです。

驚いたのは、買い物に訪れた主婦が直径10cmくらいのチーズを10コ、直径5cmを6コ… と言った具合に、ものすごい量を買って行くこと。
ヤギのチーズは、リヨンの名産で地元料理で多く使われるようです。
〜おまけ〜

マルシェの営業は午前中のみ。午後3時に河のそばを通りかかると屋台はきれいさっぱりなくなり、代わりに簡易カフェが登場。再びすごい人混みとなっていました。
手前のおじちゃんは、(多分)カフェのオーナー。お客さんが来たら、シャーッと走ってきて空いているスペースにどんどん椅子を並べていくので、カフェ面積がどんどん広がって行きます。
何だか、逞しさを感じさせられた瞬間でした。

Lyonの休日-1

Thursday, April 24th, 2008

バカンスも終盤の先週末、ぶらりリヨン(=Lyon)へ行ってきました。
リヨンはパリからTGVで南東へ約2時間で、日帰り可能な範囲です。
しっっかし、ストラスブールからはローカル電車で5時間。電車でゴトゴト揺られてやってきた私たちを満開のライラックの花が迎えてくれました。

リヨンは現在フランスで2番目の規模の都市。
2本の河に挟まれ、すぐ近くに小高い丘があり、ちょうど心地よい起伏に恵まれた地形をしています。

イタリアやスイスにも近く、モンブランまで車で1時間!(羨)
土地柄、新鮮な食材が手に入りやすく、食文化や芸術の街と言われます。
↓ リヨンの住人。じゃあ、右奥の小鬼orショッカーみたいな人たちは!?

この日は、たまたま地元のフェスティバルがあった様子。皆さん、中世の衣装に身を包んでおられました。それにしてもピンクやブルーでボディペイントした、あの小鬼軍団は何だったんだろう…?
小高いフルヴィエールの丘に登りました。

ほど良い高さの丘で、標高100mくらい(?) 200mは優に下るかと思われますが、私たちゼーゼー息を切らして登りました。

ここからリヨンの街が一望できます。
この街はこんな素敵な丘があるから、街を見渡す建物を建てる必要はなかったのだろう、ふと思いました。例えばストラスブール。平地で遠くまで見えないから、巨大な建築物(大聖堂)を建てたのだろうか…と。

丘の上にある、紀元前43年に造られたフランス最古の野外劇場。
現在もコンサートが行われるそう。実は、旧市街をざっと歩いているだけでもバイオリンやチェロの販売&修理を手がけるお店を4-5軒見かけました。
既にその時代から演劇や舞台、音楽が盛んだったんですね。どんなに時が移り変わっても、これは変わらないのかもしれません。

fleur

Monday, April 14th, 2008

お花屋さんが2軒隣合わせ。こんな場所は大のお気に入り。
あいにくの気候ですが、色とりどりの切り花を眺めると、春のお裾分けをもらった気分になります。

目を引いたのは、無造作に蒔かれたバラの花びら。灰色の空と歩道を見慣れた目に、眩しく感じました。

たまたま目にした仏ホテルのweb siteでは、ベッドにバラの花びらを蒔いていました。花びらを散らす、って何ともフランスっぽいイメージです。。
といいつつ、実はドイツの花屋さんで見かけたこともありますが。

晴れ間

Monday, April 14th, 2008

日曜はお日さまが顔を少しのぞかせたので、お散歩へ。

何のヒネリもない運河沿いの道ですが、久々の晴れ間に次から次へと人が歩いていきます。

街でよく見られる八重桜が満開で、カメラを向けている人多し。
 
大聖堂でちょこっと座ってみたり。
日曜はほとんどのお店が閉まるので、あまり行くところがありません。
なので、大聖堂近辺で知り合いを何人か見かけました。

外で座るにはまだ早く、じきに震え上がりましたが、ちょっぴり春気分を味わってきました。

凍える春

Thursday, April 10th, 2008

今年の春は、過ぎた冬を振り返っているような、寒い日が続いていて
かろうじて花開いた春の花も、凍えているように見えます。
外でトレーナーはかなり薄着で、現在も羊毛かダウンのコート着用中。
最高気温が10度前後、こんな気温でも新芽の緑が目に付くようになりました。春はきっと私たちのすぐそばにいるのでしょうね。
気候&曇天のせいかブルーになりがちでしたが、週末楽しい友人たちと話したら、寒い春も吹っ飛びましたよ。寒いけど、おかげさまでmaro共々元気にしています。
最近チーズの写真が多いですが、今週のチーズ写真をお届けします。
丸いのはヤギさん。

内側は3層構造。非常にデリケートな味で、豊かなミルクの味に加えて仄かにナッツの風味がします。

Paul Badura-Skoda

Wednesday, April 2nd, 2008

3月30日(日曜) ヨーロッパもアメリカに続いてサマータイムとなりました。
フランスと日本との時差は7時間遅れとなります。
イースター黄金週間が終わったばかりだけど、再びやって来るバカンスを控えてまったりしたこの頃、最近ハマっているCDをご紹介しましょう。
”ん!おでこの後退したトシちゃん?”と思われた方は同世代。
”たのきんトリオて?”という人はGoogleしてみてね。

ある日、学校でベートーベンのバイオリンソナタを弾きました。
その時のコーチがユニークな先生。
彼は、ビオラ奏者であり、室内楽の教授でもあり、なんと映画監督でもあり(ついでに4人の子持ち) 最近撮った映画は映画賞を受賞。
ソナタを弾き終わると、先生はひと言。
”クマコ、君はピアノフォルテを聴いたことがあるか?”
kuma ”ピアノフォルテを1度も聴いたこともないし、見たこともないです。”
”オ〜、それはいけません。音楽で、その時代に使われた楽器を知ることは演奏でトテモ大切! 何でも良いからとにかく聴いてごらん”
ピアノフォルテ(またはフォルテピアノ、ハンマークラヴィーア)はピアノの前身楽器。現代のピアノと違ってそれほど音が持続しません。音の強弱を付けることはできますが、ピアノほどの色彩の変化はありません。だから、モーツアルトやベートーベンの楽譜を見ると、ダイナミックがはっきり書かれています。(例:fとpが多用)そんな制約の多い楽器では演奏も制約されているだろう、恥ずかしながら思い込んでいました。
CDは、ピアノフォルテで演奏された、モーツアルトのソナタ。Paul Badura-Skoda(パウル・バドゥラ=スコダ 1927年-)はイェルク・デームス、フリードリヒ・グルダに並んでウイーンの三羽烏(さんばがらす)と呼ばれたピアノの名手として知られています。
ピアノフォルテで演奏される彼のモーツアルトを聴いてみると、色彩豊かな演奏に度肝を抜かれました。古ぼけたピアノのような、レトロな響きを持つ楽器ですが、スコダ氏の演奏はいろんなフレーズを自在に活き活きと歌っています。
中でも、多くの人に今も愛されるトルコ行進曲を聴いたとき。
モーツアルトは、確かに、この楽器のために書いたのだ、と思いました。
室内楽の先生のアドバイスは、指導というよりビビッときたアイデアみたいですが、こんな録音に出会えてラッキーです。
ピアノとはひと味違った音色、いかがですか?
Youtubeでも彼の演奏を聴くことができます。

Osaka-New York-Strasbourg