バカンス
Thursday, July 31st, 2008ソルド(バーゲン)が終わると、街は閑散とします。
ここではほとんどの家にクーラーはありません。朝晩の気温差が大きいため、昼の間鎧戸を閉めて太陽の光を遮ぎれば、室内の気温はさほど上がらず夜は全然涼し〜いんです。でも何だか、侘し〜い感じ。
↓ ココは営業してました。maroが私にどう?と勧めてくれますが、う〜む!?
今日この街で一番せっせと働いていたのは、花の周りのミツバチかも。
ソルド(バーゲン)が終わると、街は閑散とします。
ここではほとんどの家にクーラーはありません。朝晩の気温差が大きいため、昼の間鎧戸を閉めて太陽の光を遮ぎれば、室内の気温はさほど上がらず夜は全然涼し〜いんです。でも何だか、侘し〜い感じ。
↓ ココは営業してました。maroが私にどう?と勧めてくれますが、う〜む!?
今日この街で一番せっせと働いていたのは、花の周りのミツバチかも。
近頃のマイブームは、マルシェで花束を買うこと。
しかも花屋さんではなく、野菜を売る店の片隅で売られていて、畑の片隅に野菜のついでに植えたのではあるまいか?と思われる野性味溢れる花。
先週買い求めた菊(違)のような花。でも花びらは菊のように柔らかくなく、触れ合うとドライフラワーみたいにカサカサッという音がします。
1週間後。中身はフワフワの様子
花粉がコンモリ登場!
野菜畑系花束ですが、最近いいな〜と思うアレンジが増えてきました。
単に、私がこの街のカラーに馴染んで来ただけなのかもしれませんが。
こちらは、今朝購入したお花。
週末、友人夫妻がランチに招待してくれました。その後ワイナリーへ。
そこは、爽やかなアルザスの風が吹き抜ける丘の上。
オーナーはワインの作り方や機械を熱心に説明してくれました。
始め聞いていたのは15人だったのに、気がつくと、私たちだけ!
2時間ほどお話を伺ったでしょうか、まったりと時間が過ぎていきました。
このミニ樽は、オーナーのおじいさんの頃まで村で使われていたそうです。
ワインのガラス瓶がなかった頃、こうして樽に詰めてワインが飲まれていたんですって。
気がつけば、もう7月半ば。日本では夏本番ですね。
マルシェに行ったらヒマワリが微笑んでいたので、一束買い求めました。
ボーヌでは、観光セット券でワイン博物館が付いていました。
訪れる人も少なく、まったりと寂びれた雰囲気。
展示の1つ。聖母子像(?)に、ブドウ!
ワイン作りの展示では、昔の様子が写真で紹介されていました。
印象的だったのは、収穫したブドウを大きな桶の上で男性が3人並んで笑顔で踏み踏みしている写真。3人、素っ裸。
1年近く前、ワイン生産者展示即売会でふと訪れたブースで試飲していると、若いお兄ちゃんが “うちのはBioワインだよ。この横の人がブドウをこうやって(と仕草を見せて)ブドウを踏み踏みして作ったんだ” 素足.. を想像して腰が引けましたが、気を取り直して買ってみたワインは、優しい太陽と自然の香り。しかしあのワイン、素足だけじゃなく..?
*Bioワイン(=有機栽培で作られたブドウを使用した自然ワイン)
maroは何やら熱心に説明を読んでいました。(一応日本語もありました)
ワインのためのブドウの木は、一定の低さを保つよう剪定されていますが
その理由は、ギリシャ神話に由来するとか。“ブドウの葉を食べるロバは、低いブドウの木を選んで食べる” というのがお話にあって、それにヒントを得たワイン農家が、試しにワインのブドウの木を低く保つようにして収穫したら、美味しいワインができたそう。ちなみに、ブルゴーニュ地方のワイン街道を通りかかると、アルザスワインのブドウの木よりやや低めでした。
私が興味を持ったのは、コレ。ワイン博物館に楽器?
説明を見ると Hurdy-gurdy (英) / Vielle (仏) =リュートの形をした手回し琴。
“ブドウの収穫期、この楽器がMorvan(フランス中部、モルヴァン地方)からやってきた季節労働者たちのダンス音楽を奏でた”
実は私、初めてハーディーガーディーを見ることができて、閑散とした博物館でひっそり喜んでました。できれば音色も聴きたかった!
ハーディーガーディーは、シューベルト歌曲集の最高傑作である “冬の旅” に登場します。確か中学1年の音楽の授業でシューベルトを習って、”魔王”を聴かれた方も多いのでは?
“冬の旅” は、結婚まで約束していた婚約者に裏切られた男が、死に場所を求めてさすらい続ける、という内容で24曲で構成されています。音楽的に非常に難しい上に、演奏する場合の多くは、曲の構成上最後までノンストップで行います。(あるいは、シューベルトが最初に作曲した前半12曲で終える選択肢もあります)
旅人も演奏者もボロボロとなって辿り着く、最後の第24曲の歌詞にハーディーガーディーが登場するんです。
シューベルト歌曲集 ”冬の旅”より
第24曲 辻音楽師 (詩:Wilhelm Müller)
村のはずれに1人の辻音楽師が立っている
そしてこわばった指で、弾けるだけのものを回している
裸足のままで氷の上を よろめきながら行ったり来たり
そして、彼の小さな皿は空のままだ。
誰一人聴く者はなく、彼を見ようともしない
そして犬たちが 老人の周りで唸り声をあげる
それらのすべてを したいようにさせたまま
彼はただハンドルを回し続ける
そしてハーディーガーディーは止まらない
不思議な老人よ、お前についていこうか?
私の歌にあわせて ハーディーガーディーを回してくれるか?
ここからは私の想像ですが、恐らくこの楽器は最も素晴らしい収穫の季節、ほろ酔い気分の陽気なダンスで演奏されるであろうものなのに、”冬の旅”では凍えるような季節。やや狂気を感じさせる“老人”そして“私”の内面を暗示するキーワードに思いました。
スイスからの帰り道、Beaune(ボーヌ)に立ち寄りました。
多くの人にススメられた、フランス東部ブルゴーニュ地方にある街です。
鄙びた良い感じの、1日あれば街を観光できてしまう、ヨーロッパの典型的な地方都市です。ところで、ここではアメリカ人観光客を多く見かけました。
↓ Hospices de Beaune Hôtel-Dieu(オテル=デュー、ホスピス)
1443年、ブルゴーニュ公爵(フィリップ=ル=ボン)に仕えていた宰相ニコラ=ロランによって作られました。百年戦争の後、貧困と飢饉に苦しむ市民の士気を高めるため “貧しき者” のためのホスピスとして建設。ワイン作りや塩田の収入で運営していましたが、そのうち貴族やブルジョワジーに評判となり、彼らの寄付により病院は施設を整えることができました。
美しい色の屋根瓦は七宝が施されているそう。ちなみに、こんな派手(失礼!)な外観は内側のみ。通りに面した外側の瓦は、内部の豊さや盗難を避けるため地味な色が葺かれています。
このホスピスは至れり尽くせりで、居心地がとても良さげ。
1971年まで病院として使われ、1985年頃まで養老院として使われました。
1859年より毎年ココでワインのオークションが開かれ、国際的有名イベントだそう。数世紀に渡って作られて来た61ヘクタールのブドウ畑から作られるオテル=デューのホスピスブランドワイン、すんばらしい〜そうですよ。
オテル=デューを後にして、懐にフレンドリーなレストランへ。
ボーヌは美味しいレストランやワインが豊富な、隠れた美食(?)の街でした。
ブルゴーニュワインの産地だからか、美味しいワインの土地には、美味しい食べ物が多いように思いました。
車で3時間なので、スイスに行くときは晴れの日を選んでいました。
でも今回、山の変わりやすい天候も体験しました。
7月の高山植物カタログ
その他いろいろ可憐な花を付けた植物がいっぱい!!
つい見とれてシャッターを切るうちに、雲行きがどんどん怪しくなり。。
こんな姿で退散する結末に。(maro 撮影)
車で3時間南東方向へ。ここは、スイス。
麓から乗り換えを含めて片道約2時間。登山列車でゆっくり、ゆっくり登っていくと。。 上は一面の銀世界!
↓ 山頂コース終点の山小屋。こんな雪とは知らなかったので、ここへ辿り着くまでに靴の中はぐしゃぐしゃ。でも、ぜひおススメしたいハイキングコースです。
雪の上を歩かなくても、展望台から近くから姿を見ることもできるこの山はJungfrau (ユングフラウ) 4,158m
山の右下に見える岩の右上に点々と見えるのは、登山している人たち。ひょっとして、これから頂上へ?
ここはアルザスで最も可愛らしいと言われる村、リクヴィール。
建物が傾いていますが、木組み建築の家は前方にせり出すように作られて、全体でバランスが取れるよう設計されているそう。広角レンズで撮ったのでますます傾いて見えます。
小さいけれど、可愛くて雰囲気のある村でした。
リクヴィールの写真はこれでおしまい。ちょっぴり盛り上がりに欠けている理由は、ミシュラン1ツ星(2008)を持つレストランの営業時間に間に合わなかったから。Figaro誌でも紹介されていて、とっても美味しそうでした。
仕方なく代わりに入ったアルザス料理のレストランは塩辛くて、残念。
アドレスをご紹介しますので、お近くに寄られた方は、ぜひ。この村は、他にアルザスの民族衣装を来た可愛い絵を描き続けた画家のアンジ美術館もあります。
(restaurant) La Table du Gourmet
5 rue de la Premiére Armée
68340 Riquewihr
tel. 03 89 49 09 09
www.jlbrendel.com/main.php?set_lng=en
Riquewihr
www.riquewihr.fr
ボンジュ〜ル!ワタシはナビゲーションシステムのTomTomです。
この度、旅の助っ人として加わりました。
普段運転をしないうえ、土地勘のない私たちには、たまの遠出は過酷なものでした。Google mapで検索した行き方を握りしめて、どこで曲がれば良いのか(表示が分かりづらい)、ラウンドアバウト(環状交差路)の出口はどこなのか、緊張の連続でした。初めてのラウンドアバウトでは、分からず出られず10周ぐるぐるしたことも。しかし、そんな時代は幕を閉じました。
ここでのカーナビは、後付けタイプが主流。いちいち取り外しするのは少し面倒ですが、充電しておけばサイクリングに出かけた時なんかも使えます。トムトムくんのユニークな点は、ユーザー同士で道路情報をアップするので、コンピューターと繋ぐと常に新しいデーターが得られること。スピードメーター探知機は付いていませんが、ユーザーからの情報で場所が表示されますし、頻繁に変わる速度制限も表示されます。
しかし情報は完璧ではなく多少異なることもあり、やはり標識は注意を払っていなければなりませんが、それでも運転が格段に楽になりました。また、スイス国内では、なぜかスピードメーター情報が表示されませんでした。
ちなみに、このナビはヨーロッパ31カ国分。少しアップグレードすると、アメリカ全土のデータも入ったものもあります。